大変お待たせしております!
いつも応援してくださる皆々様のお陰様で、稲刈りを無事終えることができました。
気持ち的には豊作で何とも晴れ晴れ。
今春も安定の深夜作業から始まった。
無我夢中が作り出すフロー状態が堪らなく、もはや趣味化。
種を蒔いて、機械に乗って、瞑想して。
子供と遊んで、家を作って、妄想して。
働くことと暮らすことの間でまた迷走して。
つまづいたり、立ち止まったり、寝転んだりしながら、何とか収穫まで完走できた。
稲刈り後のスッキリ祓われた田んぼに目をやりながら、
今年は作業イメージの半分くらいは達成できたのだろうかと自問すると、
自然の循環に寄り添い、生かされた事への嬉しさに満たされた自分に気づく。
本当にありがとう、大自然。
全てを受け入れてくれて。
毎年この時期、農家を志すきっかけについて回想する。
イタリアで鞄作りをする日々の中、「命をつなぐものづくりがしたいな」とふと思ったことが原点。
最近その先にある目的を明確化したくて、試行錯誤している。
ブームは、コーチングや内省といった自己理解の探究。
日常の慌ただしさの中では拾いきれない、気づきや発見がある。
それらと大事に向き合い自己を満たすことで周りへバイブスが響くと想像する。
シンプルに自然の一部分である自分を深掘り、理解することの大切さにやっと気づいた。
田畑を耕やし、大地に点穴を開けることと同質。
頭で分かっても、身体に落とし込む難しさも均しい。
何はともあれ、今年は就農10年目の節目。
特に何かあるわけではないが、いつも自分を支えてくれる家族やスタッフに感謝の思いが湧いてくる。
田畑では大卒ルーキーのあっきーが草刈り番長を遂行。
己に社会に丸瀬に砕かれながらも勇まし姿を最後まで見せてくれた。
台所では子育ての合間を縫ってわちゃわちゃと切り盛りするゆかり女将、何でも熟せる敏腕アタッカーはるちゃん、経験も技術も頼もしい安定の柿本チーフのコンビネーションで美味しいものがたくさん産まれた。
マジでありがとう、みんな。
シュトレン、収穫祭、ライブ、発送盛り盛り、、、
年末まで止まれないワクワクスパートをよろしく!
最後になりますが、丸瀬家の新米の販売が始まりました。
皆様の日々を生き抜く力となれたら幸いです。
どうか必要としてくださる皆様へ届きますように…
美味しいは好みなので、
僕たちは、喜び溢れるお米作りを目指します。
◎新米販売のご案内◎
下記、丸瀬家の商店よりお買い求めください。
丸瀬家の商店HP
https://maruseke.theshop.jp
丸瀬 和憲