山陰らしい雲の多い日も続かず、
もう春が来たのか、秋に戻ったのかと錯覚する程に暖かく降水量も少ない。
誠に変な感じですが、景色は好い◎
昨年は、小麦の収量が多く天日乾燥する場所に困り、
なんとかこうにか乾燥したつもりだったが、やっぱり甘かった。
秋までに虫がとんでもなく湧いてしまった。
麦は、米に比べ収穫時の緊張感とその後の保存の事に神経を使います。
6月のジメジメした梅雨時期に収穫する麦。
天気予報と雲行きを見ながらのハラハラ感。
加えて、初夏の暑い時期の収穫となるので、
2、3時間以上の放置は蒸れる原因となり品質が低下するので要注意。
栽培のし易さから見ても、
日本人は「麦よりお米」の絵が容易に描けます。
ビスケを食事にしていた由香里も最近では、
「お米、落ち着く〜◎」と日本人らしくなってきました。
この暮らしで、身体も調っていくことでしょう◎
バランスって大事ですよね。
シーソーの水平を保つ事。
偏らない感覚、意識したいですよね。
そう。
ありがたき晴れ続きなのでしこたま干しています◎
乾燥が甘いと石臼がつまり、製粉に要する時間が何倍にもなってしまうと一文字うどんさん。
今年からは、麦の質の事、加工の事、何よりも今の自分の身の丈にあった作業内容の事を考え、
乾燥機で乾燥をする事を決めました◎
丸瀬 和憲